ダイエットに最適な睡眠時間とは

南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。

ダイエットに最適な睡眠時間とは

 

ダイエットを成功させるためには運動をして筋肉をつけたり、食事を低カロリーなものに置き換えるなどの工夫が必要になります。

 

しかし、運動や食事以外にもダイエットで注意しなくてはいけない要素があります。それが睡眠時間です。

 

今回は、ダイエットと睡眠の関係性についてご紹介していきたいと思います。

 

 

ダイエットに最適な睡眠時間とそのメリットとは?

早速結論からお伝えしたいと思いますが、ダイエットをする上で最適な睡眠時間は6~8時間と言われています。

 

この6~8時間の睡眠を取ることによって、以下のダイエット効果を得ることが出来ます。

 

 

1:成長ホルモンの分泌で筋肉量アップ!

 

睡眠を取ることで、成長ホルモンが分泌されます。

 

この成長ホルモンとは、体の細胞を修復したり代謝機能を調整する働きがあり、骨や筋肉を強くしてくれます。

 

筋肉量が増えると生きているだけで消費されるカロリーである基礎代謝量が増えるため、痩せやすい体になります。

 

加えて、成長ホルモンには脂肪細胞を分解する働きもあるため、二重の意味で脂肪の燃焼を促進することが出来ます。

 

ダイエットにおいて脂肪を燃焼させるというのは非常に重要な要素ですので、しっかりと睡眠を取って成長ホルモンを分泌させていきましょう!

 

 

2:食欲の増加を抑える

 

ダイエットと食事制限は切っても切れない関係にあるため、常に食欲との戦いになります。

 

そして、実は睡眠が不足してしまうと食欲を増加させるホルモンである「グレリン」が増加し、逆に食欲を抑制するホルモンである「レプチン」の分泌量が低下してしまうという研究データがあります。つまり、睡眠を怠ると過食の原因になってしまうということです。

 

いくら頑張って運動をして筋肉をつけても、食欲に負けて過食してしまってはダイエットは上手くいきません。食欲をコントロールする上でも睡眠は非常に重要です。

 

寝れば寝るほど良いというわけではない!

 

睡眠には成長ホルモンの分泌と食欲のコントロールという非常に重要なダイエット効果がありますが、かと言って「寝れば寝るほどダイエットになる!」というわけではないので注意が必要です。

 

13万人以上を対象とした韓国での研究によると、10時間以上の睡眠を取った方は6時間未満しか睡眠を取っていない方と同様にメタボリックシンドロームになるリスクが確認されています。

 

睡眠不足はもちろんダメですが、寝過ぎも睡眠の質の低下や運動不足、寝疲れの原因になってしまいます。そして、それらの症状が続くと肥満に繋がってしまいます。

 

適度な睡眠時間を守って、しっかりと起きることも重要ですので気をつけましょう。

 

睡眠を取る際のポイント

 

次は、効率よく睡眠を取り、ダイエット効果を得るためのポイントについてご紹介していきます。

 

 

1:最低3時間はまとまった睡眠を取ること

 

まず第一のポイントは「最低3時間以上のまとまった睡眠を取ること」です。

 

筋肉や骨を強くする作用のある成長ホルモンは、睡眠に入ってから3時間後に分泌され始めます。つまり、睡眠に入ってから2時間くらいで目を覚ましてしまった場合は成長ホルモンの分泌が始まっていないため、ダイエット効果をえることが出来ません。

 

なるべく睡眠に入ったら3時間は目を覚まさずに済む環境を作るように心がけましょう。

 

 

2:寝る前に体を温めておく

 

6~8時間の睡眠を意識して取ろうと思っても、寝付きが悪いとその分睡眠時間も削られてしまうので、思うように睡眠時間を確保出来ない場合があります。

 

寝付きが悪くなってしまう原因の1つに、寝る前の体温が低いというものがあります。人間は体温の低下と共に次第に深い眠りに入っていくのですが、元々の体温が低い場合は中々眠り入ることが出来ません。

 

そのため、睡眠を取る1時間前くらいにお風呂に入ったり、寝る前にストレッチをしたり、ホットミルクを飲むなどして体を温めておくといいでしょう。

 

 

3:夜11時までには寝る

 

成長ホルモンは夜10時~深夜2時頃にかけて分泌量が最大となります。

 

そして、前述の通り成長ホルモンは睡眠に入ってから3時間後に分泌されます。そのため、成長ホルモンによるダイエット効果を最大限得るためには、最低でも夜11時頃までに就寝するのがベストです。

 

 

4:寝る前のスマホは危険!

 

寝る前のスキマ時間についついスマホを見てしまうという方は多いと思います。

 

しかし、スマホやパソコンなどの画面から出るブルーライトには、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制する効果があるため、寝付きが悪くなる原因になってしまいます。

 

睡眠によるダイエット効果を効率よく得るためには、寝る前はスマホなどを見ずに寝ることに集中するのが得策と言えます。

 

まとめ

以上、”ダイエットに最適な睡眠時間とは”でした!

 

睡眠を取ることで成長ホルモンの分泌を促し脂肪の燃焼を促進することが出来るだけではなく、食欲をコントロールしやすくなります。

 

ただし、だからと言って寝すぎてもいけません。あくまで6~8時間という適度な睡眠時間をキープすることが重要です。

 

「ダイエットを頑張っているけど中々体重が落ちない…」という方は、運動や食事だけではなく、睡眠時間にも気を遣ってみてください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!

ダイエット中もOK!低カロリーなお菓子!

南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。

ダイエット中もOK!低カロリーなお菓子!

「ダイエット中だけどお菓子が食べたい!」と思う人は、多いのではないでしょうか。

 

お菓子を我慢していることでストレスが溜まり、結局はお菓子を食べてしまって後悔することもありますよね。

 

そんなときにおすすめなのが、低カロリーなお菓子です。

 

ダイエット中にお菓子を食べてしまった…と後悔するよりも、カロリーの低いお菓子をダイエットに上手に取り入れることが大切になります。

 

今回は、「ダイエット中もOK!低カロリーなお菓子!」についてご紹介していきたいと思います。

 

お菓子がダイエットに悪い理由

お菓子がダイエットによくないと何となく分かっていても、その理由について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

 

 

理由① 急激に血糖値を上げてしまう

 

多くのお菓子は甘さを出すために過剰に糖分を含んでいて、甘いお菓子を食べると血糖値が急上昇します。

 

そのためにインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されますが、インスリンを分泌するためにはエネルギーが必要となり、すぐに空腹を感じてしまいます。

 

 

理由② 悪玉コレステロールを増加させる

 

甘いお菓子やポテトチップなどには、悪玉コレステロールを増やして善玉コレステロールを減らしてしまうトランス脂肪酸が多く含まれます。

 

善玉コレステロールが少なくなると余分なコレステロールが血管に入り込み、血流が悪くなるので新陳代謝も悪くなります。

 

 

理由③ カロリーと栄養価のバランスが悪い

 

お菓子はカロリーが非常に高くて油や砂糖が多く含まれていますが、その一方で食物繊維やビタミン、ミネラルはほとんど入っていません。

 

カロリーと栄養価のバランスが釣り合っていないので、ダイエットに不向きになっています。

 

 

ダイエット中もOK!低カロリーなお菓子とは

 

ダイエット中もOKなお菓子には、主に「低カロリー」と「ノンカロリー」があります。

 

栄養表示基準に基づいて、100ml(g)当たりのエネルギーが5Kcal未満の場合は「カロリーゼロ」「ノンカロリー」「カロリーなし」と表示できます。

 

また、100ml(g)当たりのエネルギーが20Kcal未満の場合は「低カロリー」「カロリーオフ」「カロリー控えめ」「ローカロリー」「カロリーカット」と表示できます。

 

低カロリーなお菓子

・ソイカラ(大塚製薬)

 

大豆をまるごと使用したノンフライ大豆スナックで、一袋(27g)で大豆約50粒分のタンパク質、大豆イソフラボン、食物繊維が取れます。

 

ノンフライのうえに粉末調味料が付いていないので手を汚さず食べられ、携帯にも便利なサイズです。

 

 

・コメッコ(グリコ)

 

ヘルシーなノンフライのスナック菓子で、お米を生地に使用して香ばしく焼き上げていて、軽くてサクサクとした食感が人気です。

 

小腹がすいた時にちょうどよい食べきりサイズで、香ばしい香りと美味しさでロングセラーになっています。

 

 

・焼きじゃが うすしお味 (テラフーズ)

 

北海道産の昆布だしと兵庫県の赤穂の塩をつかい、ノンフライ製法でヘルシーながらも旨味を損なわないように作り上げてあります。

 

パリパリの触感は普通のポテトチップにひけをとらず、一袋全部食べても138kcalということがうれしいですよね。

 

 

・SOYJOY(大塚製薬)

 

小麦粉を使用せず大豆をまるごと粉にした生地に、フルーツやナッツを加えて焼き上げた新しいタイプの栄養食品です。

 

SOYJOYのカロリーは130kcalほどですが、ドライフルーツやナッツなどが入っていて食べごたえがあります。

 

ノンカロリーなお菓子

・たらみ ゼリートリプル ゼロ(たらみ)

 

カロリーだけでなく糖質も脂質もゼロの嬉しいゼリーで、健康食品として有名なナタデココをたっぷりとつかっています。

 

北海道産のメロンをはじめ、レモン、グレープフルーツ、パイナップルの4種類のフルーツ味を楽しめます。

 

 

・0カロリーチョコようかん(遠藤製餡)

 

しっとりとした食感で寒天のゼリーなどに比べてクリーミーで美味しく食べ応えがあり、チョコレートの風味とトロっとした食感がチョコレートムースのような味わいです。

 

グルコマンナンが配合されているので、水分と一緒に摂ると満腹感が得られます。

 

 

・ラカント カロリーゼロ飴(サラヤ)

 

ノンシュガーやシュガーレスといった飴にはカロリーが含まれていますが、この飴は日本初のカロリーゼロを実現したダイエット飴です。

 

羅漢果エキスの甘みと食物繊維を配合していて、ミルク味やブルーベリー味、ミルク珈琲味とヨーグルト味があって、バリエーションも豊富です

まとめ

今回は、ダイエット中もOKな低カロリーのお菓子について、現役トレーナーが解説してきましたが、いかがだったでしょうか!?

 

運動にも食事にもストレスを感じ続けていると、なかなかダイエットは成功しないものです。

 

安心して食べられるカロリーが低いお菓子は、ストレスの解消にも繋がります。

 

このブログで紹介した低カロリーのお菓子をダイエット中の間食に上手に取り入れて、美味しく楽しくダイエットを成功させましょう。

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!

腸内環境の重要性や改善する為の食品や運動

南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
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腸内環境の重要性や改善する為の食品や運動

なんだか体が重い、すっきりしないなど、ひょっとしてそれは単なる体調不良ではなく、腸の働きが鈍っているせいかもしれません。

消化吸収はもちろん、免疫力やパフォーマンスをあげたいなら、腸に注目し、さらにパフォーマンスを上げてみませんか。

腸内環境とは

腸の主な働きは消化吸収と、病原菌から体を守る免疫機能です。

ヒトの腸(主に大腸)には100種類以上・約100兆個の腸内細菌(腸内フローラ)が存在します。

体の免疫機能の約60%は腸管に存在し、腸内細菌のバランスが良いほど腸管免疫力が発達・向上します。

腸内細菌の理想的なバランスとは

腸内環境は善玉菌・悪玉菌・中間の菌の3種類から構成されます。

この3つのバランスをとることで、腸内の環境を保っています。

腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で、次に善玉菌が多く、悪玉菌は少数です。

正常な場合は善玉菌が優勢となりますが、何らかの影響で悪玉菌の増殖したとき、腸内環境の悪化とされます。

腸内環境を改善すべきタイミング

腸内環境を改善すべきタイミングとは、絨毛が薄くなってしまったときや悪玉菌が増殖しているときです。

悪玉菌の増殖を促す主な原因に、偏食・運動不足・生活習慣の乱れ、便秘などです。

また、加齢と共に腸自体の老化が進むと悪玉菌が増える傾向にもあります。

腸内環境を改善するには、善玉菌を優勢としたバランスに戻すことが必要です。

善玉菌は乳酸や酢酸を作ることで腸内環境を酸性に保ち悪玉菌の増殖を抑えることで、腸の運動を活性化し、外部からの感染予防、発がん性物質をもつ腐敗物が作られることを防ぎます。

悪玉菌の優位で起こること

悪玉菌が腸内で優位になると、腸の動きが阻害され食べたものが消化吸収されにくくなります。

すると、老廃物が腸内にたまりさまざまな不調が起きやすくなります。

腸内環境を構成する菌は個人差が大きいため、疾患の原因ともなります。

腸内で腐敗した老廃物からは細菌や毒素、発がん性物質などの有害物質が発生し、腸管だけにとどまらずヒトの臓器にダメージを与える原因となることが明らかになってきています。

便秘・下痢・ガス溜まり

また腸は自律神経の影響を受けやすい臓器です。

ストレスを受けると腸の働きが悪くなることで便秘や下痢につながりやすくなります。

老廃物が腸内にとどまることでガスが発生し、下腹部のハリとなって表れることもめずらしくありません。

肌荒れ・吹き出物

腸が正常に動かず、外に排出されなかった老廃物は腸内で腐敗し有毒ガスを発生させて最終的に肌から排出しようとします。

これが老廃物が肌の角質や皮脂と結びつき、肌荒れ・ニキビ・吹き出物となって現れます。

口臭・体臭・おならの悪化

善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなると、悪玉菌が優勢となり、分解しきれない老廃物が腸内で腐敗し、アンモニア・スカトールなど臭いの原因となるガスが発生します。

これらのガスの成分が血液に吸収され体臭や口臭として外に現れたり、おならの臭いの原因になったりします。

自律神経への悪影響

ガスによる腹部の張りや胃もたれなどの不快感は自律神経にも影響を与えます。

イライラやストレスがたまり、気力の低下などにもつながってしまいます。

体を動かすのが億劫になり、更に便秘・下痢などの不調につながるなど悪循環の原因ともなる場合があります。

腸内環境を改善してくれる食品

善玉菌を多く含む食品や、善玉菌を増やす食品を紹介していきます。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整え、生活習慣病の予防に役立ちます。

女性に多い便秘の予防にも効果があり、野菜、果物、大豆などの豆製品、海藻など、特に種や皮ごと食べるもの、歯ごたえのあるもの、ヌメリのある食べ物に多く含まれています。

オリゴ糖

フラクトオリゴ糖や乳果オリゴ糖など、たくさんの種類があります。

乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の餌になることで、腸内環境を整えてくれます。

ただし、個人差はありますが、摂り過ぎるとお腹が緩くなることがありますので、気をつけましょう。

乳酸菌

乳酸菌は、発酵食品(ヨーグルト、チーズ、漬物など)に多く含まれます。

菌の種類によって、腸を整えるだけでなく、さまざまな効果が報告されています。

グルタミン

腸内で重要なエネルギー源となります。グルタミンが不足すると、腸内に細菌やウイルスが侵入して病気を引き起こしやすくなってしまいます。

グルタミンは肉、魚、卵、大豆などに含まれています。

運動で腸内環境を改善

また適度な運動は血流を促し、酸素が全身にめぐり、気持ちよいと思える強度の運動は自律神経にも良い影響を与え、腸の活性化にもつながります。

30分程度の散歩をする、ラジオ体操、ストレッチなど軽めの運動から取り組んでみましょう。

お腹を動かすために軽めの腹筋なども効果的です。

まとめ

栄養バランスの良い食事・適度な運動・休息など生活習慣を整えることで腸内環境に良い影響をもたらします。

腸を若く保つことでストレスに強くなり健康・美容にも効果はもちろん、運動効果も今まで以上に良くなるでしょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!

タンパク質の多い食品を徹底解説

南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
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タンパク質の多い食品を徹底解説

スポーツや筋トレをするなら、タンパク質はとても重要です。

しかし、そのことはわかっていても何を摂ったらいいかわからない、鶏胸肉やササミばかりでマンネリになって飽きてしまうと悩む方もいるのではないでしょうか?そこで、トップアスリートたちはタンパク質を補給したいときにどんな工夫をしているのか、高タンパク低カロリーの食事にするコツなどをご紹介します。

タンパク質の重要性

タンパク質は、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。

筋トレやボディメイクなどで全身を動かすために必要で、体作りにおいて大きな役割を担っています。

筋肉は強い運動によって分解され、材料となるタンパク質を吸収して合成するというプロセスを経ながら強く大きくなっていきます。

適切な量とタイミングで補給することで筋肉を作るサイクルがスムーズに働きます。

アスリートも重要視する高タンパク食品

アスリートと私たちでは、日々のエネルギー消費量が違います。

アスリートは、トレーニングで酷使した体の材料となるタンパク質を積極的に補給しています。

同じ100キロカロリーを補給するときにも、ただ何も考えずに食べるのと、どの栄養素が体内で何に変わるのか意識して食べるのとでは大きく差が生まれます。

高タンパク質メニューのコツ

タンパク質を食材として選ぶときのコツをおさえましょう。

さまざまな食材からバランスよくタンパク質を摂る


体を作るタンパク質はさまざまなアミノ酸の組み合わせによって構成されています。

単一の食材ばかりだと、決まったアミノ酸しか体に取り入れられないので、さまざまな食材を食べるようにしましょう。また植物性・動物性タンパク質を組み合わせて摂ることで補足効果が生まれ、バランスが良くなります。

動物性タンパク質の割合が低いと貧血や血漿タンパク質の不足が起こるため、さまざまな食材からバランスよくタンパク質を摂ることが重要です。

またタンパク質を食事から摂るとき、食材に含まれる脂肪量も気になるところです。

高タンパク低脂肪を意識するために可食部100gあたりの含有量を比較してみましょう。

食材

タンパク質量(g

脂質量()

牛もも肉

20.7

10.

豚もも肉

22.1

3.6

鶏むね肉(皮つき)

19.5

17.2

鶏むね肉(皮なし)

24.4

1.9

さけ

22.3

4.1

かつお

25.0

6.2

牛乳

3.3

3.8

豆乳

3.6

2.0

たまご (Mサイズ140)

12.3

10.3

木綿豆腐(1丁:300350g

6.6

4.2

トレーニング量や自分の作りたい身体に合わせて食材を選んでいくのもとても効果的です。

なるべく赤身の多い部位を選ぶ

いわゆる赤身と呼ばれる部位は、タンパク質を効果的に吸収するミネラルも多く含みます。

牛肉ではランプ・もも、豚肉はもも・ひれの部位に多く含まれます。赤身ではありませんが、鶏肉では皮を取り除いたむね肉は高タンパク低脂肪の代表的な食材です。お魚ではマグロ・カツオ・ブリ・イワシなどの回遊魚が赤身の魚として分類されます。

プロテインを利用して効率的に摂取する

余分なカロリー・脂肪摂取を抑えて、タンパク質を補給したいとき、食事のプラスアルファとしてプロテインを活用するのもおすすめです。

プロテインは商品によって含まれるたんぱく質量が異なります。タンパク質含有量が多いものほど、純粋なタンパク質補給に適したものといえます。パッケージに記載されている栄養成分表示を必ず確認しましょう。

ビタミンB6を含む食品を合わせて取るとさらに効果アップ

ビタミンB6はたんぱく質の代謝に必要な、タンパク質の摂取量と比例して必要量が増加する栄養素です。

肉や魚などの動物性食品、サツマイモ、アボカドなどの植物性食品に含まれますが、動物性食品のほうが体内での利用効率が良いとされています。代表的な食材として、牛・豚レバー、鶏ささみ、マグロ(赤身)・カツオ・サバ・鮭などがあります。

ビタミンB6を含む食材を取り入れた食事にプロテインをプラスすることで、タンパク質の摂取量が増加しても、代謝をよりスムーズに促してくれます。

補食としての摂取はバナナがお勧めです。バナナにもビタミンB6は多く含まれるので、バナナ&プロテインはたんぱく質の利用効率を上げる組み合わせといえるでしょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!

プロテインの種類と効果や飲むタイミング

南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
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プロテインの種類と効果や飲むタイミング

昨今、筋トレを頑張られてる方や美容目的で飲まれることの多いプロテインですが、種類や飲むタイミング、それぞれの特徴を把握して選ぶことが大切です。

今回は各プロテインの効果や飲むタイミングなどを解説していきます。

大きく分けて3つに分けられるプロテイン

プロテインは原料の違いからいくつかの種類に分けられます。

一般的にはホエイ、カゼイン、ソイの3種類がメジャーです。

種類ごとの原料の違いやそれぞれの特徴を理解しうまく用途に応じて摂取することで、より効率的にたんぱく質を吸収することができます。 

牛乳を原料にしたホエイプロテイン

ホエイプロテインとは、牛乳を原料にしたプロテインで市場に売られているもののほとんどを占めています。

ホエイとは乳製品を作る際にできる水溶液のことで、ヨーグルトを放置しておくと上澄みにたまる液体もホエイです。

ホエイプロテインの特徴

ホエイプロテインの特徴は、カゼインやソイといった他のプロテインに比べて吸収スピードが早いことです。

また、ホエイプロテインは種類が豊富で、さまざまな味から自分の好みの商品を探すことができます。

好みの味を見つけることで飽きずに続けられるのも、ホエイプロテインの大きな特徴でしょう。

 

4つの製造方法があるホエイプロテイン

ホエイプロテインには4つの製造方法があり、それぞれ特徴が異なります。

 WPC製法はオーソドックスな製法で、たんぱく質含有量は75%程度です。

比較的安価に購入することができますが、乳糖などをすべて取り除いているわけではないため、乳製品を食べるとお腹を下しやすいという方だと、お腹を下してしまう可能性もあります。

 それに対し、WPI製法は乳糖をできる限り除去した、乳糖不耐症の方でも飲むことができるプロテインです。

良質なたんぱく質のみを残せる製法でもあり、たんぱく質含有率はWPCよりも多い85%程度になります。

 WPH製法はホエイプロテインをより早く吸収できるように加工する製法で、そのため体内に吸収される速度は早く、必須アミノ酸のBCAAが豊富に含まれていることが特徴です。

 CFM製法はたんぱく質含有量が85%とWPC製法より高く、BCAAも豊富に含まれている製法です。価格はWPC製法やWPI製法より高くなります。

ホエイプロテインのデメリット

プロテインの中でも一般的で有名なホエイプロテインですが、やはり良い点ばかりではありません。

ホエイプロテインは牛乳由来ですので、乳糖不耐症の方など乳製品に弱い方はお腹を下してしまう可能性があります。

乳糖不耐症の場合、WPI製法のものなら問題は軽減されますが、オーソドックスなWPC製法のものより価格は高くなってしまいます。

 ホエイプロテインを飲むタイミング

ホエイプロテインは吸収が早いため、運動後に飲むことがおすすめします。

運動直後にホエイプロテインを飲むことで、筋肉の合成に使われるたんぱく質を素早く補充できます。

 カゼインプロテインの特徴

カゼインプロテインとは、牛乳から脂肪やホエイを取り除いた後の不溶性固形成分から作られたプロテインです。ホエイプロテインと同じく牛乳由来ですが、使用している成分自体は異なります。

カゼインプロテインは不溶性固形成分から作られるため、ゆっくりと体内で吸収されるという性質を持っています。

吸収スピードが遅いだけでなく体内で固まりやすい性質を持っているため、腹持ちがよく満腹感が持続するのも特徴です。

カゼインプロテインのデメリット

カゼインプロテインのデメリットは、ホエイと同じく牛乳由来であるため乳糖不耐症など牛乳に対してアレルギーを持っている方に対しておすすめできない点です。

またゆっくり吸収されため、運動直後に摂取するには向いていません。

カゼインプロテインを飲むタイミング

カゼインプロテインは寝る前のタイミングで摂取するのが望ましいです。

カゼインプロテインは吸収に時間がかかり腹持ちのいいプロテインなので、間食として摂取することで食べ過ぎを防いでくれる効果もあります。

また、寝る前に摂取すると、寝ている間にもゆっくりとたんぱく質を補給することができるのでオススメです。

大豆由来のソイプロテイン

ソイプロテインとは、大豆由来で作られたプロテインです。

ホエイやカゼインが牛乳由来の動物性たんぱく質であるのに対して、ソイプロテインは大豆由来であるため植物性たんぱく質というのが大きな特徴です。

 ソイプロテインの特徴

ソイプロテインは大豆由来の食物繊維を含んでいるため腹持ちがよく、満腹感を得ることができます。

また植物性たんぱく質であるため、ホエイやカゼインのように乳糖が原因でお腹を下すこともありませんので、乳製品が苦手な人にもおすすめできるプロテインです。

ホエイプロテインやカゼインプロテインと比べてリーズナブルな価格帯の商品が多いのも特徴です。

ソイプロテインのデメリット

ソイプロテインはカゼインプロテインと同じく吸収が遅めです。

また、ホエイプロテインと比べて水に溶けにくいため、飲む際に違和感を覚える場合もあります。

 腹持ちがよくカロリーも低いため、ダイエット中のたんぱく質摂取に活用するのがおすすめです。

またソイプロテインに含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用を持ち、そのため女性の方はソイプロテインを飲むことで、ホルモンバランスを整えることにつながります。

更年期を迎えた女性や肌の張りを保ちたい方にもオススメです。

ソイプロテインを飲むタイミング

ソイプロテインは吸収に時間がかかるため、飲むタイミングはカゼインプロテインと同じように、間食時や寝る前のタイミングで摂取するのがオススメです。

就寝前に摂取することで、ゆっくりと時間をかけて筋肉の回復を促してくれます。

 

まとめ

プロテインは種類によって特徴や飲むべきタイミングが少しずつ異なります。

それぞれの違いをしっかり理解して、筋トレやダイエットでプロテインを最大限活用しましょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!