ダイエット中にビタミンミネラルが大切な理由!

堺市・中百舌鳥のパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。

ダイエット中にビタミンミネラルが大切な理由!

ダイエットをする際、効率よく痩せるために脂質や糖質を避けるなど、食事に気を遣う人は多いと思います。

しかし、効率よく痩せるためには脂質や糖質を避けるだけではなく、積極的に摂取しなくてはいけない栄養素もあります。それが各種ビタミンやミネラルです。

今回は、ダイエット中のビタミンやミネラルの重要性についてご紹介していきたいと思います。

各ビタミンやミネラルの働きを把握しておくことで、より良い食事メニューを考えてダイエットを効率よく進めることが出来ます。是非最後まで読んでみてください!

 

ビタミンやミネラルがダイエットにもたらす効果とは?

では、ビタミンやミネラルはダイエットを摂取するとダイエットにどんなメリットがあるのか?早速ご紹介していきます。

1:ビタミンB1が糖質の燃焼をサポート

まずご紹介するのはビタミンB1についてです。

ビタミンB1はお米やパンなどから摂取した糖質を効率よくエネルギーに変換し、燃焼させるサポートをしてくれます。

燃焼されない糖分は脂肪に変わり、体に蓄積されてしまいますので、ビタミンB1の働きはダイエットをする上で非常に重要ですね!

2:脂肪の燃焼をサポートするビタミンB2

次はビタミンB2についてご紹介します。

ビタミンB1は糖分を燃焼させる働きがありましたが、ビタミンB2は食事で摂取した脂質の燃焼をサポートしてくれる効果があります。

糖分も脂肪も健康な体を維持するために必要な栄養ではありますが、脂肪として体に蓄積されてしまうと肥満の原因になってしまいます。ビタミンB2をしっかり摂取して、脂肪が体につかないように効率よく燃焼させていきたいですね。

3:ビタミンB6はタンパク質の代謝をサポート

ビタミンB6はタンパク質の分解・合成をサポートしてくれる働きがあります。

ダイエットをする上で非常に重要になってくるのが筋肉です。筋肉量が多くなるとその分基礎代謝が上昇し、普通に生活しているだけで消費されるカロリー量が多くなるため痩せやすい体になります。

筋肉はタンパク質から出来ているので、ビタミンB6を意識して摂取することで効率よく筋肉を鍛え、痩せやすい体を作ることが出来るでしょう。

4:筋肉を強くしてくれるビタミンD

ビタミンB6に加えて、ビタミンDも筋肉を強くするのに一役買ってくれます。

タンパク質を摂取する際は、ビタミンB6やビタミンDと合わせて食べるようにしたいですね。

5:脂肪の増加を抑えるビタミンC

美容面で有益なことが広く知られているビタミンCですが、実はダイエットにも効果的です。

ビタミンCには細胞の代謝を上げて痩せやすい体を作る効果があります。

加えて、ビタミンCは脂肪細胞のエネルギー吸収を防ぐ効果があるため、脂肪が増えてしまうのを抑えることが可能です。

その他、満腹中枢を刺激する成分であるレプチンの働きを正常に戻す効果があるため、食べ過ぎを抑える上でも効果的です。

6:カロリーの燃焼をサポートする鉄分

次はミネラルのうちの1つ、鉄分についてです。

鉄分は血液の材料になる栄養素として有名ですが、それだけではなく栄養素を体中に運んだり、カロリーを燃焼しやすい状態にするなどダイエットに嬉しい効果もあります。

また、鉄分は酸素を筋肉に届ける役割もあるため運動の質にも直結します。

その他、鉄分は「セロトニン」や「ドーパミン」などの神経伝達物質の合成にも役立つため、ダイエット中のストレスを軽減するのにも効果的です。意識して摂取していきたい栄養素の1つですね。

7:脂肪の吸収を抑えるマグネシウム

次はミネラルの1種であるマグネシウムについてです。

マグネシウムは脂肪分と一緒に摂取されると鹸化(けんか)反応を起こし、脂肪分を吸収しにくい状態にしてくれます。

また、脂肪燃焼作用のあるホルモン「アディポネクチン」の分泌を促す効果もあるため、痩せやすくリバウンドしにくい体を作ることが出来ます。

その他、マグネシウムを摂取することで血液をサラサラにすることが出来ますので、血行改善による代謝機能の上昇も期待出来ます。様々なダイエット効果があるミネラルなので、意識して摂取していきましょう!

8:実は骨を強くするだけじゃない?カルシウム

カルシウムも代表的なミネラルの1つですよね。

カルシウムと言えばやはり骨を強くするというイメージがありますが、実は脂肪の燃焼を促進する効果があります。

また、人間の体はカルシウムが不足している状態に陥ると極力カルシウムを体内に溜め込もうとしますが、その溜め込む先はなんと脂肪細胞の中。つまりカルシウムが不足すると脂肪細胞がどんどん発達してしまうので、肥満になりやすいということになります。

逆にカルシウムが豊富な状態の場合は脂肪細胞の成長は抑制されるようになっていますので、しっかりと摂取していきたいミネラルの1つです。

 

まとめ

以上、”ダイエット中にビタミンミネラルが大切な理由!”でした!

ダイエットではカロリーや脂質、糖質を意識することも重要ですが、それと同じくらいビタミンやミネラルを摂取することも大事です。

中々体重が落ちていかないという方は、もしかしたらビタミンやミネラルが不足してしまっているのかもしれません。是非意識して摂取してみてください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

それでは次の記事でお会いしましょう!

自宅トレーニー必見!自宅トレを充実させるグッズを紹介!

堺市・中百舌鳥のパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。

 

自宅トレーニー必見!自宅トレを充実させるグッズを紹介!

このご時世でもありますし、自宅でトレーニングをされる方も多いかと思います。

この記事ではそういった方々を“自宅トレーニー”と命名し、そういった方々にぜひ試してほしい自宅トレーニングを充実させるグッズを今回は紹介していきます。

自宅というとできる動きはある程度限られることになるかと思いますが、今回紹介するグッズでより幅広いトレーニングができるようになるでしょう!

 

グッズがあるだけで自宅トレーニングは大幅に充実する

ジムなどに通ってトレーニングをする場合には色々と用意されている器具を使用することができるので、あまりグッズに関して苦労することはありません。

しかし自宅でトレーニングとなれば、基本的に自重トレーニングが主になるでしょう。

とはいえ自重だけだと負荷には頭打ちがあります。

何せ自分の体重以上に負荷をかけることはできないわけですから。

そういった時に一つでもトレーニングのためのグッズを持っていれば、“体重+α”の負荷をかけることが出来るようになりますので、より充実した自宅トレーニングを行うことができるようになるのです。

次の章からは本格的にいくつか持っておくと重宝するグッズを紹介していくので、一つ残らず見て参考にしてください!

 

【持って損なし】の自宅トレーニー必見なグッズはこれ!

さて、ここからは本題ですね。

実際に持っておくと良い自宅トレーニングで重宝するグッズを紹介していきます。

一つのグッズが様々な場面で活躍してくれるので、一気に複数のグッズを購入しなければならないということでもありません。

「最低限これがあれば重宝するかもな」といったものをご自分の中でチェックしてみてください。

上半身&下半身両方に使える“ダンベル”

筋トレグッズの王道とも言えますが、これこそまさに「持っていて損なし」な筋トレグッズです。

大胸筋を鍛えるためにジムではバーベルを使ってトレーニングをしているという方でも、ダンベルを使うことで自宅でもほぼ同じようなトレーニングを行うことが可能になります。

逆に言えばジムに行かずとも大胸筋にしっかりとアプローチをすることができるわけですね。

また上半身だけでなくスクワットなどに用いることにより、下半身のトレーニングにも活用することができます。

収納する際にもそこまで幅をとらないため、自宅で使用するときに現実的なものであるというのも魅力でしょう。

収納面で満点!“トレーニングチューブ”

ゴムのような伸縮性のあるチューブですが、ダンベルにはない“柔軟性”から、収納のしやすさが一番の魅力です。

また持ち運ぶ際に重たくならないというメリットもあるため、女性の方にはなおおすすめだと言えます。

トレーニングチューブもダンベル同様上半身だけでなく下半身のトレーニングにも使用できるため、「これ一つあるだけで全身の筋肉を鍛えられる」ということになります。

大胸筋を中心に鍛えたいなら“プッシュアップバー”

これは大胸筋を大きくする際に効率的に鍛えられるグッズで、腕立て伏せをするときに使用します。

両手にこれを掴んだ状態で腕立て伏せをするわけですが、これを使うことによって大胸筋が普段より深く沈むことになります。

これにより大胸筋の可動域が広く深くなり、より大きな負荷を大胸筋に与えることができるようになるわけですね。

腹筋を中心に鍛えたいなら“腹筋ローラー”

さて、一時期流行ったグッズでもある腹筋ローラー。

その名の通りローラーになっていて、両手でこれを持ち転がしながら体を伸ばしたり縮めたりします。

実はどの商品も同じように見えて、ローラーの直径などで強度が変わるようです。

これを使って何度もゴロゴロと転がすには中々の筋力が必要となりますが、その分しっかりと負荷がかかっているということでもあるでしょう。

ながら運動に最適な“バランスボール”

実はかなりオールマイティーだという一面を持っているバランスボール。

テレビを見ている時にこれを椅子にするだけで“ながら運動”をしていることになりますし、やろうと思えばハード系のトレーニングだってできてしまいます。

スポーツ選手などが体幹を鍛えるために使用しているということも多いため、自分の好きなスポーツ選手と同じバランスボールを使えば、それがモチベーションの維持にもつながるでしょう。

 

まとめ “どこを鍛えたいか”で選ぶのも良い

ここまでいくつかの自宅トレーニー必見の筋トレグッズを紹介してきました。

大胸筋や腹筋などに負荷をかけるトレーニング専用で作られているものもあれば、ダンベルなどのように全身のトレーニングに使うことが出来るグッズも多く存在しています。

特に使い方ひとつで負荷の強弱もコントロールすることが出来るトレーニングは、収納のしやすさといった面でもおすすめです。

「自分はどこの部位を中心に鍛えたいのか」という部分を考え、どのようなグッズを購入するかを検討するのも良いでしょう。

それでは次の記事でお会いしましょう!

ダイエットが続かない方にオススメ!簡単!記録するだけのレコーディングダイエットとは

堺市・中百舌鳥のパーソナルトレーニングジム
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ダイエットが続かない方にオススメ!簡単!記録するだけのレコーディングダイエットとは

痩せたいけど食事は我慢したくない、運動が続かないなど、ダイエットが成功しないまま、時間だけが過ぎてる方も多いのではないでしょうか。

ぜひ、そんな人におすすめしたいのが日々の食事や生活習慣の記録をつけることです。

日々の食事や生活習慣を記録するだけの簡単な作業が、どうしてダイエットによい影響を与えるのでしょうか?

今回は記録をつける事によるメリットや続けるコツをご紹介していきます。

この記録をつける目的は自分の現状を「見える化」することです。

自分の食生活や生活習慣を細かく見返すことによって、以下のようなメリットがあります。

1・痩せない理由がわかる

2・食事バランスを気にするようになる

3・食べ過ぎを防止できる

などがあげられます。

ではそれぞれのメリットについて、詳しく解説します。

痩せない理由が分かる

ダイエットを頑張っていても、なぜかこれ以上痩せないのかその理由が分かっている人は意外と少ないのではないでしょうか。

しかし記録をつけることで、今まで無自覚だった仕事中の「ながら食い」や、日々の食事の偏り、運動不足などの生活習慣を可視化することができます。

そうすることで、実は思ったよりもカロリーを摂取していたり、運動不足だったりと、自分の痩せない理由が見えてきます。

例えば、仕事中に習慣的に飴やガムを食べている。

砂糖入りのコーヒーや紅茶が好きなど、思いあたる人も多いのでないでしょうか。

記録することで自身の痩せない理由が分かったら、あとはそれを改善していきます。

このように、やるべきことが明確になれば、ダイエットの成功率も高まるはずです。

栄養バランスを気にするようになる

ダイエット記録をつけると、日々の食事のカロリーだけではなく、栄養バランスも把握できるようになります。

食事で足りない栄養素、摂りすぎている栄養素が分かるため、量を調整したり調理法を工夫して補うことが可能になります。

綺麗に痩せるためには、食事バランスが非常に大切です。

例えばビタミンB群は糖質、脂質、たんぱく質などの代謝に必要な栄養素です。

ビタミンB群が不足すると、これらの栄養素がスムーズにエネルギーへ変換されません。

また体がエネルギー不足を起こし、疲れが残りやすかったり、肌荒れの原因になったりします。

健康的に痩せたい方は特に、食事バランスに気を配っていきましょう。

食べ過ぎの防止

食べたら必ず記録しなければならないため、今までのように無意識に食べてしまうということを無くし、食べ過ぎ防止にもつながります。

また記録することが面倒くさくなり、ちょこちょこ食べが減る効果も期待できます。

飲み会などで食べ過ぎる日があった翌日も記録しておくことで食事の調整が可能です。

まとめ

このように記録をつけるメリットは、痩せるために自分に足りない課題点を客観的に見なおせます。

ただ記録をすれば良いのではなく、データを丁寧に見返し、食事や生活パターンの傾向をつかむことが成功の鍵です。

はじめは慣れないかもしれませんがこれまでダイエットをしているのに痩せないと悩んでいた方はぜひ痩せない理由を「見える化」して、ダイエットを成功に役立ててください。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは次の記事でお会いしましょう!

毎日の食事に発酵食品を取り入れて腸内環境を整えよう

堺市・中百舌鳥のパーソナルトレーニングジム
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毎日の食事に発酵食品を取り入れて腸内環境を整えよう

便秘予防・解消のために腸内環境を整えるには、毎日の食生活がとても重要です。

そして、さまざまな食品の中でも、特に効果を発揮するのが発酵食品です。

今回は、なぜ発酵食品が腸内環境の改善に効果的なのか、そして腸が喜ぶ発酵食品や効果的な食べ方について紹介します。

発酵食品とは

発酵食品とは、乳酸菌や麹菌などの微生物によって食品の持つたんぱく質や糖などが分解されて、また別の食品に変化した物をいいます。

メカニズムとしては、食品が腐敗することと同じですが、「発酵」と「腐敗」の大きな違いは食べられる物か否か、人間にとって有益か有害かにあります。

発酵食品は生きていく ために不可欠な酵素を豊富に摂取できるほか、食品の保存性が高まったり旨味が増したりと良いことづくし!日本では醤油や味噌、納豆など、古くから人々の日常に根付いた物ではありますが、近年の健康志向の高まりから、意識的にそれらを取り入れるようにしている人が増えています。

発酵食品が体にもたらすメリット

発酵食品が体にもたらすメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

体内酵素の無駄遣いを防止する

発酵食品は、微生物の働きによってある程度消化されています。

つまり、体内に入る時点ですでに消化の下準備が整えられているため、人間の体内に入ってからの消化に必要な、エネルギーや消化酵素が少量で済むのです。

発酵食品をとることで体内の酵素を無駄遣いせず、健康な体を作ることができます。 

腸内環境を整え、免疫力を高める

腸内環境と免疫力は、密接な関係にあるといわれています。

腸には体内の免疫細胞のうちのおよそ6割が集中しているとされており、 この免疫細胞を活性化させることが、外部からの病原体と戦う免疫力の向上にもつながるのです。

腸内に存在するさまざまな種類の微生物が消化吸収に働きかけていますが、悪玉菌が善玉菌より優位になってアンモニアのような腐敗物質が増殖するなど、腸内環境が悪化すると、免疫力も衰えてさまざまな病気の原因になると指摘する医師も多いです。

発酵食品には、乳酸菌をはじめ、腐敗物質の増加を抑制する善玉菌が豊富に含まれています。

善玉菌には、外から入ってくる病原体の侵入を防ぐ免疫細胞を活性化させる働きもあるため、発酵食品を積極的にとることは、腸内環境を整えながら免疫力を高めて病気を予防する効果が期待できるのです。

発酵に欠かせない微生物

発酵に欠かせない微生物のうち、代表的な4種類をご紹介します。

乳酸菌

便秘や肌荒れの原因となる悪玉菌の増殖を抑制する乳酸菌は、腸の免疫力アップにも効果があるといわれています。

乳酸菌が含まれる食品には、納豆や漬物、ヨーグルト、チーズなどがあります。

麹菌

麹菌は、必須アミノ酸とビタミンB群を豊富に含み、血行促進や代謝アップが期待できます。

特に麹菌の吸収率が高い食品は、「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒です。

酢酸菌

酢を作る上で必要な酢酸菌はクエン酸を豊富に含み、腸内のバランスを整え、便秘解消や食欲増進、血液をサラサラにするといわれています。

酵母菌

腸内で善玉菌として働き、悪玉菌を抑制して腸内環境を整えてくれるのが酵母菌です。

糖分やアルコールをガスに分解する作用もあり、カロリーの吸収も抑えるといわれています。酵母菌を食品から摂取するのは難しいですが、同じように善玉菌をサポートし、腸内バランスを整える微生物として納豆を作る納豆菌があります。

おすすめの発酵食品と効果的な食べ方

味噌と酒粕

大豆に米や麦などの麹を加えて発酵・熟成させた味噌は、大豆に含まれるたんぱく質がアミノ酸に変換されることで、消化しやすくなっています 

また、アルコールが脂肪となって蓄積されるのを予防してくれる効果も期待できます。

そんな味噌と合わせてとりたいのが、日本酒を醸造する際にできる酒粕。

酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれており、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を高めてくれます。

味噌と酒粕の組合わせでおすすめのメニューが、緑黄色野菜も使った粕汁です。

緑黄色野菜に含まれるビタミンAとビタミンCに味噌のビタミンEも加わることで、高い抗酸化作用が生まれて肌を若返らせてくれるようです。

納豆とキムチ

蒸した大豆に納豆菌を足して発酵させた納豆。増殖スピードが速く、100℃の熱湯をかけても死滅しない生命力を誇る納豆菌は、脂質代謝をサポートするビタミンB2が豊富。ほかにも、血液をサラサラするナットウキナーゼや、腸内環境を整える食物繊維も豊富に含まれています。

納豆と合わせてとりたい食品が、白菜などの野菜を乳酸発酵させたキムチです。

乳酸菌が豊富なため、より高い整腸作用が期待できます。

キムチはビタミンB2やビタミンB6、食物繊維を豊富に含むほか、唐辛子の働きによる発汗作用もあるため、代謝アップ効果も期待できます。

ヨーグルトと甘酒

牛乳を乳酸発酵させたヨーグルトは乳酸菌が豊富であり、胃酸によって死滅したとしても善玉菌のエサになるため腸内環境を整えてくれます。

また、ビフィズス菌が含まれるヨーグルトには、食物繊維のように腸内バランスを整えながら、免疫力もアップさせてくれるといわれています。 

そんなヨーグルトと合わせてとりたい発酵食品が、米麹を発酵させた甘酒。

甘酒はブドウ糖やオリゴ糖、ビタミンB群など栄養価が非常に高く、効率的にエネルギーに変換されます。

ヨーグルトと甘酒、さらにドライフルーツなども合わせると、乳酸菌と食物繊維、オリゴ糖の相乗効果によって大腸の働きが良くなり、便秘解消に役立つとされています。

チーズ

チーズは、牛乳を乳酸発酵させて固めた物です。

たんぱく質と脂質が主成分となるため、とりすぎには注意したい食品ですが、乳酸菌を豊富に含んでいるため、整腸効果や便秘改善が期待できます。

チーズは酵素の働きによってたんぱく質がペプチドやアミノ酸に分解されるため、牛乳よりも消化しやすいという長所も。

ぬか漬け

米ぬかには、たんぱく質やミネラルなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれているため、乳酸菌や酵母が発酵するのに絶好の場所といえます。

米ぬかの栄養と微生物が生み出したビタミン類がきゅうりや大根に移ることで、生野菜よりも栄養価が高くなります。

食酢

液体調味料である食酢は、発酵する中で酢酸やクエン酸、有機酸やアミノ酸が豊富に生まれます。

このアミノ酸には善玉コレステロールを増やす働きがあり、クエン酸には疲労回復効果も期待できます。

まとめ

発酵食品を積極的にとり、腸内環境を整えることによって、便秘解消や病気の予防などさまざまなメリットがあります。

発酵食品の効果を得るためのポイントは、一度にたくさん食べるのではなく、毎日の食事に取り入れること。

食品によって得られる効果や食べ合わせによっても栄養価は変わってくるため、バランス良くさまざまな食品を取り入れていきましょう。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは次の記事でお会いしましょう!