南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。
逆効果?ダイエットに不向きなサラダの種類と食べ方
食事でダイエットをしようと思ったときに真っ先に思い浮かぶ料理が、「サラダ」なのではないでしょうか。
野菜はカロリーが低いので、いくら食べても安心というイメージがあります。空腹を我慢する必要もなく、サラダは夢のようなダイエット食ですよね。
そのようなことから、サラダさえ食べていればダイエットできるような気になってしまいます。しかし、それは大きな間違いなのです。
では、今回は“ダイエットに不向きなサラダの種類と食べ方”について、詳しく説明していきたいと思います。
ダイエットに不向きなサラダとは
「サラダ」というと、「野菜」をイメージする人が多いかと思います。しかし、実はその認識は間違いなのかもしれません。
そもそも「サラダ」とは、野菜などに酢や油、塩や香辛料などの調味料をふりかけるか、和えて盛りつけた料理の総称のことなのです。
サラダの定義として、「野菜などに」という表現がありますが、野菜以外に調味料などをふりかけたり和えたりしたものも「サラダ」になってしまいます。
ですから、次のサラダようなダイエットに不向きなサラダも存在してしまうのです。
・マカロニサラダ
マカロニサラダは、茹でたマカロニに刻んだ野菜やハムなどを加えて、マヨネーズで和えたサラダです。
マカロニサラダ100g当たりのカロリーは、約172kcalになります。標準的な1人前の分量は約150gになるので、総カロリーは約258kcalになります。
マカロニの原料は主食にもなる小麦粉なので、高カロリーになる理由もはっきりとしています。
ダイエット向きのサラダにしたい場合には、「味付けに使用するドレッシングやマヨネーズをカロリーオフタイプにする」「マカロニ以外の具材にはキュウリなどの低カロリー食材を使用する」といった方法を活用しましょう。
・ツナサラダ
原料となるマグロは、低カロリー高タンパクでダイエットに適した食材になります。しかし、マグロを加工したツナは、缶詰に入っている状態ではオイル漬けになっています。
このオイルはカロリーが非常に高く、ツナのオイル漬けはダイエットに適さないものになります。サラダ油100gのカロリーは921kcalにもなり、このツナのオイル漬けをマヨネーズで和えるのですから、カロリーが低いわけがありません。
ですから、ツナサラダ100g当たりのカロリーは、約148kcalにもなってしまいます。標準的な1人前の分量は約150gになるので、総カロリーは約222kcalという高いものになってしまいます。
ダイエット向きのサラダにしたい場合には、「オイルの少ないツナ缶を使用する」「水煮タイプのツナを使用する」といった方法を活用しましょう。
野菜サラダにも注意が必要
野菜を使ったサラダでもダイエットに不向きな場合があるので、注意が必要です。
・ポテトサラダ
ポテトサラダは、茹でたり蒸したりしたポテト、に刻んだ野菜やハムなどを加えて、マヨネーズで和えたサラダです。
ポテトサラダ100g当たりのカロリーは、約122calになります。標準的な1人前の分量は約150gになるので、総カロリーは約183kcalになります。
「ポテト」であるじゃがいもは、主食となる「ご飯」と同じ炭水化物です。「ご飯の代わりにサラダを食べている」という感覚でも、じゃがいもはご飯と同じなので全く意味がありません。
・シーザーサラダ
シーザーサラダは、塩コショウ・レモン汁などで味付けをしたロメインレタスやレタス、トマトなどに、マヨネーズベースのドレッシングを掛け、パルメザンチーズやクルトンをトッピングしたものです。
たくさんの具材が入っていて、カロリーは低い具材もありますが、それぞれが集まると、結果として高カロリーになってしまいます。
シーザーサラダ100g当たりのカロリーは、約140kcalになります。標準的な1人前の分量は約150gになるので、総カロリーは約210kcalにもなってしまいます。
濃厚なドレッシングとクルトンがカロリーの8割を占めているので、カロリーオフしたい場合には、ドレッシングとクルトンの量を調整しましょう。
まとめ
今回は、ダイエットに不向きなサラダの種類と食べ方について、現役トレーナーが解説してきましたが、いかがだったでしょうか!?
確かにサラダはダイエットに効果的ですが、種類や食べ方を間違えると、逆効果になってしまいます。
体温を上げて基礎代謝量を増やせる温野菜サラダを食べたり、カロリーの低い具材や調味料を使用したりすることで、ダイエットに効果を発揮することができます。
このブログで紹介した情報を参考に、ダイエットに良いサラダを摂取して、空腹感なしに美味しくダイエットを成功させましょう。