南大阪ナンバーワントレーナーが指導するパーソナルトレーニングジム
CALORIE TRADE NAKAMOZUブログ担当スタッフの山崎です。
タンパク質の多い食品を徹底解説
スポーツや筋トレをするなら、タンパク質はとても重要です。
しかし、そのことはわかっていても何を摂ったらいいかわからない、鶏胸肉やササミばかりでマンネリになって飽きてしまう…と悩む方もいるのではないでしょうか?そこで、トップアスリートたちはタンパク質を補給したいときにどんな工夫をしているのか、高タンパク低カロリーの食事にするコツなどをご紹介します。
タンパク質の重要性
タンパク質は、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。
筋トレやボディメイクなどで全身を動かすために必要で、体作りにおいて大きな役割を担っています。
筋肉は強い運動によって分解され、材料となるタンパク質を吸収して合成するというプロセスを経ながら強く大きくなっていきます。
適切な量とタイミングで補給することで筋肉を作るサイクルがスムーズに働きます。
アスリートも重要視する高タンパク食品
アスリートと私たちでは、日々のエネルギー消費量が違います。
アスリートは、トレーニングで酷使した体の材料となるタンパク質を積極的に補給しています。
同じ100キロカロリーを補給するときにも、ただ何も考えずに食べるのと、どの栄養素が体内で何に変わるのか意識して食べるのとでは大きく差が生まれます。
高タンパク質メニューのコツ
タンパク質を食材として選ぶときのコツをおさえましょう。
さまざまな食材からバランスよくタンパク質を摂る
体を作るタンパク質はさまざまなアミノ酸の組み合わせによって構成されています。
単一の食材ばかりだと、決まったアミノ酸しか体に取り入れられないので、さまざまな食材を食べるようにしましょう。また植物性・動物性タンパク質を組み合わせて摂ることで補足効果が生まれ、バランスが良くなります。
動物性タンパク質の割合が低いと貧血や血漿タンパク質の不足が起こるため、さまざまな食材からバランスよくタンパク質を摂ることが重要です。
またタンパク質を食事から摂るとき、食材に含まれる脂肪量も気になるところです。
高タンパク低脂肪を意識するために可食部100gあたりの含有量を比較してみましょう。
食材 |
タンパク質量(g) |
脂質量(g) |
牛もも肉 |
20.7 |
10.7 |
豚もも肉 |
22.1 |
3.6 |
鶏むね肉(皮つき) |
19.5 |
17.2 |
鶏むね肉(皮なし) |
24.4 |
1.9 |
さけ |
22.3 |
4.1 |
かつお |
25.0 |
6.2 |
牛乳 |
3.3 |
3.8 |
豆乳 |
3.6 |
2.0 |
たまご (Mサイズ1個40g) |
12.3 |
10.3 |
木綿豆腐(1丁:300~350g) |
6.6 |
4.2 |
トレーニング量や自分の作りたい身体に合わせて食材を選んでいくのもとても効果的です。
なるべく赤身の多い部位を選ぶ
いわゆる赤身と呼ばれる部位は、タンパク質を効果的に吸収するミネラルも多く含みます。
牛肉ではランプ・もも、豚肉はもも・ひれの部位に多く含まれます。赤身ではありませんが、鶏肉では皮を取り除いたむね肉は高タンパク低脂肪の代表的な食材です。お魚ではマグロ・カツオ・ブリ・イワシなどの回遊魚が赤身の魚として分類されます。
プロテインを利用して効率的に摂取する
余分なカロリー・脂肪摂取を抑えて、タンパク質を補給したいとき、食事のプラスアルファとしてプロテインを活用するのもおすすめです。
プロテインは商品によって含まれるたんぱく質量が異なります。タンパク質含有量が多いものほど、純粋なタンパク質補給に適したものといえます。パッケージに記載されている栄養成分表示を必ず確認しましょう。
ビタミンB6を含む食品を合わせて取るとさらに効果アップ
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に必要な、タンパク質の摂取量と比例して必要量が増加する栄養素です。
肉や魚などの動物性食品、サツマイモ、アボカドなどの植物性食品に含まれますが、動物性食品のほうが体内での利用効率が良いとされています。代表的な食材として、牛・豚レバー、鶏ささみ、マグロ(赤身)・カツオ・サバ・鮭などがあります。
ビタミンB6を含む食材を取り入れた食事にプロテインをプラスすることで、タンパク質の摂取量が増加しても、代謝をよりスムーズに促してくれます。
補食としての摂取はバナナがお勧めです。バナナにもビタミンB6は多く含まれるので、バナナ&プロテインはたんぱく質の利用効率を上げる組み合わせといえるでしょう。
最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは次の記事でお会いしましょう!